敗血症セミナー

Seminar of Sepsis

小児敗血症セミナー開催のお知らせ

当セミナーは終了いたしました。誠にありがとうございました。
セミナー概要
とき:  2014年2月2日(日)13:00-16:00
と こ ろ:  アルカディア市ヶ谷(私学会館)3階「富士」≫地図
募集人数:  200人(先着順、事前登録制)
対象:  小児医療における医療関係者
参加費:  2,000円
主催:  日本小児科学会と日本集中治療医学会の共催

敗血症は、いまだに罹患者が多く、死亡率の高い疾患です。発展途上国では、敗血症は小児死亡の重要な原因の一つです。先進国である日本でも、敗血症の問題を完全に克服できていません。米国では、小児人口1000人当たり0.56人の重症敗血症患者の発生、および、その死亡率は10%と報告されています。一方、日本の小児集中治療施設の合同調査では、重症敗血症の死亡率は19%と報告されています。この重症度の高い病態である敗血症に対しては、早期に診断をして早期に治療を始められると、転帰を改善できる可能性が高いとされています。また、近年、肺炎球菌やインフルエンザ菌b型に対する予防接種が、これらの細菌による重症感染症(敗血症を含む)を予防できることも示されています。
本セミナーでは、敗血症の予防から、早期診断、早期治療、重症患者に対しての集中治療といった多角的な方面から、小児の敗血症に対して専門家に解説をしてもらいます。そのうえで、敗血症診療における多職種連携の重要性を考えてゆこうと思います。 小児医療に関係する多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。


プログラム
13:00~ 開会あいさつ
  日本小児科学会会長
  日本集中治療医学会理事長
1. このセミナーの狙い
中川 聡先生(国立成育医療研究センター)
2. 敗血症・重症敗血症・敗血症性ショック
中川 聡先生(同上)
3. 敗血症の早期認識と早期介入
川崎 達也先生(静岡県立こども病院)
4. 敗血症患者に対する適切な培養検査
笠井 正志先生(長野県立こども病院)
5. 敗血症患者に対する適切な抗菌薬選択
齋藤 昭彦先生(新潟大学医学部小児科学教室)
6. 敗血症罹患率を減らすための予防接種の役割
菅 秀先生(国立病院機構三重病院)
7. Febrile neutropeniaの対応
宮入 烈先生(国立成育医療研究センター)
総合討論

お問い合わせ先
本セミナーに関してご不明な点などございましたら、以下までご連絡をお願いいたします。
  一般社団法人日本集中治療医学会事務局 川崎・高橋
〒334-0071 東京都文京区本郷3-32-6ハイヴ本郷3階
TEL:03-3815-0589 FAX:03-3815-0585
MAIL:jimu@jsicm.org

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