臨床倫理講座

Intensive Care and Clinical Ethics
日本集中治療医学会 教育講座

日本集中治療医学会 教育講座 集中治療と臨床倫理-倫理的・法的・社会的問題(ELSI)への対応

(旧 終末期医療における臨床倫理問題に関する教育講座)

セミナー概要

セミナー名: 集中治療と臨床倫理-倫理的・法的・社会的問題(ELSI)への対応(第1回、第2回、第3回、第4回)
主 催: JSICM 臨床倫理委員会
目 的: 医療技術の長足の進歩や、人々の価値観の変化、家族形態の変化等、医療を取り巻く環境は、近年、従来とは大きく変化している。こうした中、今日、医療現場では、臨床倫理に関する問題(医療行為を行うにあたり、倫理的・法的・社会的検討を要する問題)が多数発生するようになっている。このことは、集中治療の領域でも同様である。
そこで、日本集中治療医学会は、下記の内容で、「集中治療と臨床倫理-倫理的・法的・社会的問題(ELSI)への対応」を実施する。本講座では、医学・法学・倫理学等の専門家が基礎理論の解説を行うとともに、集中治療の現場で生じる具体的な問題について、受講者と講師とで、その対応のあり方を検討する。
対 象: 日本集中治療医学会会員(正会員、准会員)、医療従事者、医療研究者
※企業、その他一般の方の受講はご遠慮願います
日 時: 第1回 : 2022年6月25日(土) 9:30~16:40
第2回 : 2022年6月26日(日) 9:30~16:40
第3回 : 2022年12月3日(土) 9:30~16:40
第4回 : 2022年12月4日(日) 9:30~16:40
形 式: オンライン講座
プログラム: 下記プログラムを参照願います。
※プログラムは都合により変更となる場合がございます。
申込み: 第1回&第2回申込み:2022年5月20日(金)~ 6月18日(土)
第3回&第4回申込み:2022年10月末予定

下記ボタンよりお申込ください。電話やメールでの申込は行っておりません。
https://www.jsicm.org/system/register
※各回とも【医師の方】と【医師以外の方】で申込箇所が異なりますのでご注意下さい。
※ユーザ登録いただいた情報はセミナー開催に関する連絡等を行う以外の目的に使用することはありません。
募 集: 各回とも100名
*申込期間中であっても定員に達した場合は締め切りとなりますので、ご容赦ください。
受講料: 日本集中治療医学会 会員 :医師15,000円、医師以外10,000円
(全て税込み)   非会員:医師20,000円、医師以外14,000円
お支払いを確認後、数日後に「受講票+領収書(PDF)」をメール配信致します。
単 位: 当セミナーの集中治療専門医更新にかかわる単位付与は、全4回出席した場合、旧制度10単位、新制度5単位です。
出席証明: セミナー開催当日のログイン時刻及びログアウト時刻を確認させていただいております。
受講終了後、「出席証明書(PDF)」をメールにてお送り致します。
キャンセルポリシー: ・申込後のキャンセルは一切受け付けておりません。
・受講料は理由の如何にかかわらず返金できませんので、予めご了承ください。
・受講者の変更は認めておりません。必ずご本人がお申込みください。

タイムテーブル

第1回(6月25日)

9:30-10:55 臨床倫理の基礎 担当者:前田 正一(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科) 臨床倫理の概念、課題の背景・実態、医療機関の管理者・医療従事者による課題対応(臨床倫理委員会の設置、臨床倫理コンサルテーションの実施等)について解説する
11:10-12:35 医療倫理の四原則/症例検討法(四分割表) 担当者:児玉 聡(京都大学大学院文学研究科) 医療倫理の四原則(自律尊重原則、善行原則、無危害原則、正義原則)および、臨床倫理の症例検討法(四分割表)について解説する。
13:35-15:00 インフォームド・コンセント 担当者:前田 正一(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科) インフォームド・コンセントの要件について解説する。また、その成立要素(同意能力、説明、理解、同意)との関係で、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
15:15-16:40 事例検討 担当者:伊藤 香(臨床倫理委員会委員長) 上記の解説内容について、講師が臨床現場での具体例を提示する。その後、講師と参加者で対応のあり方を検討する。

第2回(6月26日)

9:30-10:55 小児医療における患者の同意と親の決定権 担当者:横野 恵(早稲田大学社会科学総合学術院) 小児医療における患者の同意と親の決定権について、関連するガイドラインの内容など、基本的な考え方を解説する。また、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
11:10-12:35 守秘義務・個人情報保護 担当者:横野 恵(早稲田大学社会科学総合学術院) 守秘義務・個人情報保護の問題について、関連法やガイドラインの内容など、基本的な考え方を解説する。また、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
13:35-15:00 宗教上の理由による輸血の差し控え 担当者:丸山 英二(神戸大学 名誉教授) 関連裁判例の分析等を通して、宗教上の理由による輸血の差し控えの許容性について解説する。また、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
15:15-16:40 事例検討 担当者:植村 桜(臨床倫理委員会委員) 上記の解説内容について、講師が臨床現場での具体例を提示する。その後、講師と参加者で対応のあり方を検討する。

第3回(12月3日)

9:30-10:55 終末期医療の中止の許容性 担当者:前田 正一(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科) 関連裁判例の分析を通して終末期医療の差し控え・中止の許容性について解説する。また、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
11:10-12:35 終末期医療に関するガイドライン 氏家 良人(市立函館病院) 日本集中治療医学会・日本救急医学会・日本循環器学会による終末期医療に関するガイドライン等について解説する。また、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
13:35-15:00 DNR / POLST(生命維持治療に関する医師指示書) 担当者:丸藤 哲(徳洲会 札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター) DNRをめぐる倫理問題、生命維持治療に係る医師の指示書(POLST:米国)について解説する。また、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
15:15-16:40 事例検討 臨床倫理委員会委員 上記の解説内容について、講師が臨床現場での具体例を提示する。その後、講師と参加者で対応のあり方を検討する

第4回(12月4日)

9:30-10:55 急性期医療の終末期における緩和医療(ケア) 担当者:北村 愛子(大阪府立大学大学院 看護学研究科) 急性期医療の終末期における緩和医療について、倫理的配慮を必要とするケアをチームで行うことの重要性を述べ、倫理カンファレンスやインフォームド・コンセント、悲嘆ケア、スピリチュアルケアについて、臨床実践の課題を述べる。
11:10-12:35 脳死臓器移植 担当者:丸山 英二(神戸大学 名誉教授) 臓器移植法の要点など、脳死臓器移植に関する倫理的・法的問題について解説する。また、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を解説する。
13:35-15:00 医療資源の配分 担当者:児玉 聡(京都大学大学院文学研究科) 医療資源の配分に係る基本的な考え方について解説する。また、Covid-19に係る資源配分など、臨床上の課題を例示し、対応のあり方を検討する。
15:15-16:40 事例検討 臨床倫理委員会委員 上記の解説内容について、講師が臨床現場での具体例を提示する。その後、講師と参加者で対応のあり方を検討する。

臨床倫理講座の一覧

2021年度 第1回~第4回教育講座(2021年12月4日、5日、2022年2月19日、20日開催)
2019年度 第1回~第4回教育講座(2019年5月18日、19日、10月5日、6日開催)
2018年度 第1回~第4回教育講座(2018年6月23日、24日、9月15日、16日開催)
2017年度 第1回~第4回教育講座(2017年5月27日、28日、6月24日、25日開催)
2016年度 第1回~第4回教育講座(2016年6月4日、5日、7月2日、3日開催)
2015年度 第1回~第4回教育講座(2015年10月17日、18日、12月12日、13日開催)
2015年度 第1回~第4回教育講座(2015年2月28日、3月1日、4月25日、26日開催)
2014年度 第1回~第4回教育講座(2014年8月9日、10日、9月20日、21日開催)
2013年度 第1回~第4回教育講座(2013年8月17日、18日、9月28日、29日開催)
2012年度 第4回教育講座(2012年10月14日開催)
2012年度 第3回教育講座(2012年10月13日開催)
2012年度 第1回・第2回教育講座(2012年4月7日、8日開催)
2011年度 第1~4回教育講座(2011年6月18日、19日、9月17日、11月19日開催)