意思決定支援プロセスセミナー ベーシックコース

意思決定支援プロセスセミナー ベーシックコース 開催のご案内

セミナー名: 意思決定支援プロセスセミナー ベーシックコース
主 催: 日本集中治療医学会 看護教育委員会
目 的: 集中治療を要する患者の多くは、意識障害や鎮静の影響で意思疎通を図ることが難しいため、家族には、患者の代理として治療の決定が求められます。この代理意思決定においては、患者の意向を反映させることが必要となります。しかし、家族自身が患者の生命危機状態に動揺し、心理的危機に陥っているために、医療者の説明を十分に理解できていないことがあります。そのような状況の中で、家族は、患者の予後に関わる重要な決断を迫られることになり、患者の意向までを反映させることは難しいといえます。さらに、終末期患者の代理意思決定に関与した家族の多くは、不安や抑うつなどの精神的な健康障害を招く可能性、いわゆるPICS-Fが生じるとされています。
このように集中治療における代理意思決定での話し合いは、患者の生命維持を目的とした医療行為の是非に焦点が当てられ、治療の影響、患者の背景や価値観を踏まえて十分に検討することは難しいと言われています。一方で、家族全員で十分に話し合いが持て、医療者との対話で治療やケアを決定することができれば、家族の満足度は高まることから、Shared decision making(SDM)は代理意思決定において重要となります。
本セミナーでは、集中治療に携わるすべての医療者を対象に、代理意思決定支援プロセスとして重要な概念である SDMを基軸に必要な知識やスキルを学び自施設への活かし方を学ぶことを目指します。
セミナーの目標: 1.SDMについて説明できる
2.集中治療分野におけるSDMの在り方を考えることができる
3.SDMの実際から自施設の課題がわかる(事前課題)
対 象: 集中治療領域に勤務する医療スタッフ:
医師(若手)、看護師、臨床工学技士、リハビリテーション(PT・OT・ST)、薬剤師、ソーシャルワーカー、管理栄養士など多職種
日 時: オンライン講義 :2022年6月19日(日)9:00~
オンデマンド配信:2022年6月27日(月)~7月31日(日)
形 式: オンライン講座、オンデマンド配信
申込み: 2022年4月26日(火)~ 2022年06月10日(金)
下記ボタンよりお申込ください。電話やメールでの申込は行っておりません。
https://www.jsicm.org/system/register
※ユーザ登録いただいた情報はセミナー開催に関する連絡等を行う以外の目的に使用することはありません。
募 集: 120名
*申込期間中であっても定員に達した場合は締め切りとなりますので、ご容赦ください。
受講料: 日本集中治療医学会 会員:5,000円
     税込み 非会員:7,000円
お支払いを確認後、数日後に「受講票+領収書(PDF)」をメール配信致します。
出席証明: セミナー開催当日のログイン時刻及びログアウト時刻を確認させていただいております。オンライン講義の「全プログラムの視聴(ログイン)」、「オンライン講義に参加されない方、あるいは中途退室の方は、オンデマンド配信を全て視聴したこと」が、修了要件となります。
受講終了後、「出席証明書(PDF)」をメールにてお送り致します。
キャンセルポリシー: 受講決定に関する通知のあった方で、受講料の振込完了を以て受講確定となります。
受講料入金後に参加登録をキャンセルされても受講料のご返却はできません。
ご了承いただきますようお願い申し上げます。


時間プログラム
9:00~9:10(10 分)オリエンテーション:趣旨説明
(司会:神戸市立医療センター中央市民病院 瀬尾龍太郎)
9:10~9:50(40 分)概論:SDMの概念について
(東京ベイ・浦安市川医療センター 則末泰博)
休憩:5 分
9:55~10:35(40 分)意思決定の流れと実際
(Columbia University Medical Center 中川俊一)
休憩:10 分
10:40~11:40(55 分)ケーススタディ(質疑応答含む) 2 事例
休憩:5 分
11:50~12:40(50 分) 各職種の取り組み
 ∙ 看護師の立場から
  (千葉県救急医療センター 比田井理恵)
 ∙ MSW の立場から
  (聖マリアンナ医科大学病院 川上絵理)
 ∙ PT の立場から
  (神戸市立医療センター中央市民病院 西原浩真)
                       15 分×3 名
12:40~13:00(20 分)質疑応答

集中治療における終末期患者家族のこころのケア講座の一覧