集中治療リハビリテーションセミナー
Intensive Care Rehabilitation Seminar集中治療リハビリテーションセミナー 開催のご案内
セミナー名 | 集中治療リハビリテーションセミナー |
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主 催 | 集中治療リハビリテーション委員会 |
概 要 |
集中治療室では、人工呼吸器を装着した重症呼吸不全の患者が多く、その管理は集中治療の重要な根幹のひとつである。重症呼吸不全の患者では、呼吸器合併症が生命予後や機能回復に深刻な影響を及ぼすことが知られており、その予防と早期対応は集中治療リハビリテーションの中核的な課題といえる。 実際、呼吸器合併症は離床の遅延やリハビリテーションの進行を妨げ、退院後の生活の質や社会復帰をも左右する。したがって、重症呼吸不全患者に対するリハビリテーションでは、呼吸器合併症の予防は明確な目的として位置づけられ、それに対する多職種の包括的なアプローチが求められる。 本セミナーでは、重症呼吸不全に対するリハビリテーションの最新の知見や多職種連携の実際を学ぶとともに、セッション後半では具体的な症例検討を通じて、実践的な視点から課題を掘り下げ、参加者間で意見交換を行う。臨床現場で即実践可能な知見を身に付け、充実した学びの機会となることを目指す。 |
開催日時 | 2025年11月22日(土) 9:00~16:05 予定 開催終了 |
開催場所 | 藤田医科大学病院 会議室 |
対 象 | 医師、看護師、臨床工学技士、リハビリテーション(PT・OT・ST)、薬剤師、その他 |
募集人数 | 40名 |
受講費用 |
日本集中治療医学会 会員:15,000円(税込) 非会員:23,000円(税込) ご入金後に「受講票+領収書(PDF)」が、セミナー管理システムからダウンロードいただけます。 |
申込期間 | 2025年8月1日(金) ~ 2025年10月31日(金) 申込終了 下記URLよりお申込ください。電話やメールでの申込は行っておりません。
※申込み期間中であっても定員に達した場合は締め切りとなりますので、ご容赦ください。
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単 位 |
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受講証明 | 修了条件は、全ての講義および、ワークショップの出席です。 「受講証明書」につきましては、修了条件を満たした方に現地にてお渡しいたします。 |
個人情報の取扱いについて | ユーザ登録でご入力いただいた情報は以下の目的で使用いたします。
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キャンセルポリシー |
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その他 | ※昼食の用意はありません。 ※駐車場はございませんのでご注意ください。 |
プログラム
時 間 | 内 容 |
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8:20~8:55 | 受 付 |
<座学> 30分×6セッション | |
9:00~9:30 | 急性呼吸不全の病態生理 講師:安藤守秀先生(大垣市民病院)(医師) |
9:30~10:00 |
集中治療領域における侵襲・非侵襲的呼吸サポートの基礎知識 人工呼吸器(肺保護戦略含む)NPPV、NHF 講師:栗山直英先生(藤田医科大学医学部麻酔・集中治療医学講座)(医師) |
10:00~10:30 |
人工呼吸管理患者に対する精神的ケアとサポート 講師:正木宏享先生(名古屋大学医学部附属病院)(看護師) |
10:30~11:00 |
急性呼吸不全患者に対するリハビリテーションに必要な評価/フィジカルアセスメント、換気 酸素化、P-SILI・吸気努力、呼吸筋、肺メカニクス 講師:渡邉陽介先生(聖マリアンナ医科大学病院)(理学療法士) |
11:00〜11:30 |
急性呼吸不全に対するリハビリテーションの実際:呼吸リハビリテーション 腹臥位療法、排痰(RTX・カフアシスト)、呼吸筋トレーニング 講師:野々山忠芳先生(一宮西病院)(理学療法士) |
11:30〜12:00 |
急性呼吸不全に対するリハビリテーションの実際:離床・運動療法 離床、NMES・エルゴ 講師:中西信人先生(神戸大学大学院 医学研究科外科系講座災害・救急医学分野)(医師) |
12:00〜13:00 | 休憩 |
13:00〜16:00 |
<ワークショップ> ベッドボードを用いた早期離床・リハビリテーションの実際:症例検討 進行役:篠原史都(藤田医科大学病院)(理学療法士) ファシリテーター:座学講師、集中治療リハビリテーション委員会委員 |
16:00〜16:05 | 閉会式 |