神経集中治療ハンズオンセミナー
Hands-on Seminar神経集中治療ハンズオンセミナー開催のご案内
| セミナー名 |
神経集中治療ハンズオンセミナー 神経集中治療のエッセンスを学ぼう ~ 神経所見と神経モニタリングより病態整理を把握し治療方針を考える ~ |
|---|---|
| 主 催 | JSICM 神経集中治療委員会 |
| 概 要 |
本セミナーでは、神経集中治療のエッセンスを身につけていただきます。神経集中治療では各治療のエビデンスだけでなく、病態生理を踏まえて治療を選択・実践することが大切です。そのため、神経所見や脳波をはじめとする神経モニタリングの活用法を学び、病態生理を読み解く手がかりとしつつ、脳の酸素需給バランスを確保して二次性脳損傷を防ぐ手法を身につけていただきます。 本セミナーは、前日までのeラーニング(20分×6本)と、当日のスキルステーション(5ブース)およびシナリオブース(5ブース)からなる、休憩・昼食を含めた計10時間のコースです。 体系的に学ぶ機会の少ない神経モニタリング(脳波モニタリング/てんかん重積状態:cEEG・SE、頭蓋内圧モニタリング:ICP、経頭蓋超音波ドップラー:TCCFI)や、神経集中治療の基本技術(神経所見の取り方:NE、体温管理:TC)を学んだのち、ICUで頻度の高い心停止後症候群(PCAS)、神経集中治療の効果が大きいくも膜下出血(SAH)、重症頭部外傷(TBI)、ICUでみられる神経筋疾患(AW)の全身管理を実践的に学びます。 講師陣は各分野のエキスパートであり、日頃の疑問をディスカッションする機会も設けています。 ※本セミナーは「ハンズオンセミナー」と称していますが、学習効果を高めるため、座学・ディスカッション・シミュレーションも含みます。 |
| 対 象 |
若手救急集中治療医(後期研修医など)、神経集中治療のインストラクションに興味のある 救急医・集中治療医、脳神経外科医、脳神経内科医、麻酔科医、 その他の医師、集中治療室で勤務する看護師やメディカルスタッフ |
| 開催日程 |
e-learning : 2025年12月1日(月)~ 2025年12月21日(日) 開催終了 集合型ハンズオンセミナー : 2025年12月14日(日)9:00〜17:30(予定) 開催終了 ※開始・終了時間が多少変更になる可能性があります。 |
| 形 式 |
e-learning + 集合型ハンズオンセミナー |
| 会 場 | 株式会社 日本光電東京支社 〒112-0002 文京区小石川1-1-1 文京ガーデンゲートタワー |
| プログラム | 下記プログラムを参照願います。 ※プログラムは都合により変更となる場合がございます。 |
| 申込期間 |
2025年10月24日(金)0:00~ 2025年11月21日(金)23:59 申込終了 下記セミナー管理システムよりお申込ください。電話やメールでの申込みは行っておりません。 |
| 募 集 | 40名 *申込期間中であっても定員に達した場合は締め切りとなりますので、ご容赦ください。 |
| 受講費用 |
日本集中治療医学会 会員 :50,000円(税込) 非会員:75,000円(税込) お支払後「受講票+領収書(PDF)」をダウンロードいただけます。 |
| 受講証明 |
e-learning全て終了+テスト(正解8割以上)+アンケート提出+セミナー出席※で「受講証明書(PDF)」をメールにてお送り致します。 ※「脳波装着」開始以降に入室された場合は修了要件を満たしたことになりませんので、ご注意ください。 また、すべてのシナリオブースにご参加いただけない場合も修了とはなりませんので、予めご了承ください。 |
| 個人情報の取扱いについて |
ユーザ登録でご入力いただいた情報は以下の目的で使用いたします。 ・本セミナーに関する連絡や、受講確認その他の円滑なセミナー運営に必要な事項の実施 ・イベント、セミナー情報等のご案内・ご紹介 |
| キャンセルポリシー | ・支払後のキャンセルは一切受け付けておりません。 ・受講料は理由の如何にかかわらず返金できませんので、予めご了承ください。 ・受講者の変更は認めておりません。必ずご本人がお申込みください。 |
| お問い合わせ |
下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ※お問合せ種別「各種セミナー」を選択して下さい。 |
【内 容】
| 1. | 挨拶・趣旨説明 |
| 2. | プログラム スキルブース(e-learning + ハンズオン) l cEEG & SE: 神経集中治療における脳波モニタリングやてんかん重積状態の対応について学びます。 脳波の装着方法と脳波の判読方法をハンズオンで扱います。装着スキルではマネキンを使って国際10-20法による脳波電極の装着を習得します。 判読スキルでは実際の症例を元に、脳波の判読を行います。緊急対応が必要な波形の判読をACNS2021ガイドラインを元に練習します。 初学者にもわかりやすい内容となっています。 l ICP: 頭部外傷治療・管理のガイドライン第4版において、 重症頭部外傷に対するICP(頭蓋内圧)の評価が推奨されております(グレードA)。 ICPセンサーの使用意義及び挿入方法を、シミュレーターを用いて学んでいただきます。 l TCCFI: 経頭蓋超音波ドップラー(TCCFI : transcranial color coded flow imaging)の施行方法を、くも膜下出血を中心に勉強します。 l NE: 神経集中治療で必要な意識の評価方法、運動麻痺や腱反射などを含む神経所見の取り方を勉強します。 l TC: 体温管理(TC: Temperature Control)の実際を学びます。 迅速な目標体温への到達、目標体温維持、復温時の注意点、 シバリングアセスメントスケールを使用したシバリングの評価とその対応方法(看護の工夫なども含む)を中心に使用薬剤も含めて勉強します。 シナリオブース (ハンズオン+ディスカッション+シミュレーション) l PCAS : 心停止後症候群ブース シナリオシミュレーションを通して、実際の心停止後症候群患者の神経集中治療管理を勉強していただきます。 低体温療法や平温療法をはじめとするTCの適応、TC施行中の脳波モニタリングも踏まえた注意点、神経学的転帰評価方法などを中心に勉強します。 l SAH : くも膜下出血ブース 脳外科医と共に患者管理をする際、集中治療医として何ができるのか、現時点での全身管理のエビデンスについて、 シナリオシミュレーションを通してディスカッションを行いつつ解説します。 周術期に必発の全身病態の管理戦略と、遅発性脳虚血のモニタリングや対応を中心に学びます l TBI : 重症頭部外傷ブース シナリオシミュレーションを通して、頭部外傷患者に対する脳灌流圧 (CPP:cerebral perfusion pressure)を意識した頭蓋内圧(ICP)の管理方法について 学んでいただきます。 ICPが上昇した際に、何を考え、どの様に対応するのかについて勉強します。 l AW : 神経筋疾患ブース 神経内科的疾患に関連した重症患者の全身管理、 また診断に至るまでの経緯をシナリオシミュレーションを通して勉強していただきます。 |
| 3. | まとめ・閉会の辞 |
【e-leaningによる講義視聴】
| 講義時間 | 講義内容 | 講師 |
| 20分 | 本セミナーの基本コンセプトの説明 ~脳酸素需給バランスについて~ 脳波モニタリングの基本 |
|
| 20分 | EEG・SE ブース | 諸橋優祐 TMGあさか医療センター 神経集中治療科 |
| 20分 | ICP・TBI ブース | 宍戸肇 香川大学 救命救急センター |
| 20分 | TC-CFI・aSAH ブース | 藤本佳久 聖マリアンナ医科大学 救急医学 |
| 20分 | 神経所見の診かた | 永山正雄 国際医療福祉大学大学院医学研究科・医学部・脳神経内科学 |
| 20分 | TTM(Targeted Temperature Manegement) | 鈴木秀鷹 武蔵野赤十字病院 救命救急センター |
| コースディレクター: |
黒田泰弘 TMGあさか医療センター 神経集中治療科 江川悟史 TMGあさか医療センター 神経集中治療科 |
| コースコーディネーター: |
鈴木秀鷹 武蔵野赤十字病院 救命救急センター 浅田萌々子 TMGあさか医療センター 神経集中治療科 |
| インストラクター: |
佐久間絢 聖マリアンナ医科大学病院 救急医学 長谷川綾香 公立昭和病院 救急科 中泉貴之 浦添総合病院 救急集中治療部 麥倉慎 TMGあさか医療センター 神経集中治療科 居積晃希 聖マリアンナ医科大学病院 集中治療科 他 |
ハンズオンセミナーの一覧
神経集中治療ハンズオンセミナー 2025(2025年4月30日(水)-2025年5月17日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2025(2025年2月12日(水)-2025年3月1日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年12月4日(水)-12月21日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年9月11日(水)-9月28日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年2月1日(木)-2月18日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年12月2日(土)-12月23日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年3月5日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2022(2022年11月11日(金)-11月25日(金))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2021(2021年12月1日(水))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2020(2020年3月5日(木))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年10月5日(土)、10月6日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年2月28日(木)、3月3日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2018(2018年10月13-14日開催)
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2017(2017年10月14-15日開催)
ハンズオンセミナー 2017(2017年3月8日開催)
ハンズオンセミナー 2016(2016年9月24日開催)
神経集中治療ハンズオンセミナー 2025(2025年2月12日(水)-2025年3月1日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年12月4日(水)-12月21日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年9月11日(水)-9月28日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2024(2024年2月1日(木)-2月18日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年12月2日(土)-12月23日(土))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2023(2023年3月5日(日))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2022(2022年11月11日(金)-11月25日(金))
神経集中治療ハンズオンセミナー 2021(2021年12月1日(水))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2020(2020年3月5日(木))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年10月5日(土)、10月6日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2019(2019年2月28日(木)、3月3日(日))
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2018(2018年10月13-14日開催)
日本集中治療医学会ハンズオンセミナー 2017(2017年10月14-15日開催)
ハンズオンセミナー 2017(2017年3月8日開催)
ハンズオンセミナー 2016(2016年9月24日開催)








