支部学術集会レポート日本集中治療医学会 第10回関東甲信越支部学術集会(松本)
日本集中治療医学会 第10回関東甲信越支部学術集会 |
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| 会 期 | 2026年7月11日(土) |
| 会 場 | キッセイ文化ホール |
| 会 長 | 今村 浩(信州大学医学部附属病院) |
| テーマ | 症例(ケース)にこだわる |
| H P | 公式ホームページ |
「症例(ケース)にこだわる」をテーマに掲げ、記念すべき第10回を迎えた本会は、北アルプスを望む城下町・信州松本のキッセイ文化ホールで開催されました。最高気温33℃の夏空の下、交通アクセスが決して良いとは言えない松本の地にもかかわらず、関東甲信越を中心に全国から800名を超える多職種が集い、4会場は朝から活気に満ちあふれました。今村浩会長による会長講演「症例(ケース)にこだわる」を軸に、一つひとつの症例に真摯に向き合う姿勢が全体を貫きました。
特別企画「突然の入院で私たちが経験したこと」では、医療者でありながらICUに長期入室された患者ご本人とご家族が体験を語られ、PICS・PICS-Fの軽減と患者中心の医療を見つめ直す貴重な機会となりました。シンポジウムやパネルディスカッションでは、緊急ACPと意思決定支援、外傷ICUのDecision Making、開心術後心停止に対するCALS、ARDS管理など、答えの定まらない臨床課題を症例をもとに多職種で徹底討論しました。教育講演やハンズオンセミナーも充実し、明日からの実践に直結する学びが得られました。
会場にはキッズラウンジ、託児室、ベビーカー優先席等が設けられ、子連れで参加する姿も見られるなど、子育て世代にも開かれた温かな雰囲気に包まれました。ドレスコードもジャケットなし・ノーネクタイとし、ポロシャツやチノパン、ワンピース、抱っこ紐に干渉しない服装などを推奨することで、多職種・多世代が集いやすい配慮がなされました。学会の合間には、国宝松本城や名水の城下町、北アルプス、上高地、浅間温泉など、夏の信州松本の魅力も存分に味わえたことと思います。次回の第11回は、聖マリアンナ医科大学病院の藤谷茂樹先生を大会長にお迎えし、2027年9月18日(土)に東京都の永田町で開催予定です。本会で深まった学びと交流の輪が、次回さらに広がることを心より願っています。
レポート:塚越 大智(信州大学医学部附属病院)








