U35月例報告 2026年1月

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2026年1月

■座談会報告
第5回おくすり座談会 セラピスト×薬剤師コラボ
テーマ:お互いに聞いてみたいこと
報告者:小野寺 慶太   開催日:2026年1月23日
昨年度に実施したセラピスト×薬剤師コラボ座談会をきっかけに「お互いの専門性を理解することで、より深い連携が可能になるのではないか」という意見があがりました。今回はその流れを受け、日常業務で実際に行なっていることや考え方を共有し、「このようなことはお互いの職種でどのように役立つのか」という視点で、提案型のディスカッションを行いました。
セラピスト→薬剤師:筋力低下を認める症例においてMRCssを参考にすることで、近位筋と遠位筋のどちらが優位に低下しているかを把握でき、横紋筋融解症や末梢神経障害などの薬剤性副作用に気づくきっかけになる可能性が示唆されました。また、手の協調性や巧緻性に関する情報を共有し、セラピストと薬剤師がディスカッションすることで、副作用による筋力低下をきたす薬剤のモニタリングや、薬剤をシートから取り出す・インスリン自己注射等の支援に活かせるのではないかという意見もあがりました。これらの情報を基に、調剤方法の工夫や補助器具の提案につながる可能性があると感じられました。
薬剤師→セラピスト:リハビリテーション中の疼痛の訴えについて情報共有することで、鎮痛薬のより適切な増量や漸減を検討できるのではないかと提案がありました。鎮痛薬に関する相談は医師や看護師が中心となることが多い印象でしたが、施設によっては投与時間や睡眠薬の調整などについて薬剤師が関与するケースもあるという事例が共有されました。あわせて、SGLT2阻害薬による体重減少や尿路感染症リスクについての情報提供も行いました。そのほか、小児やPCAS患者など意識疎通が難しい患者さんへの関わり方や、リハビリテーションにおけるカルテ記載の工夫についても活発な意見交換が行われました。
今後も、こうした職種間の情報共有と提案を通じて、より良い協働の形を模索していきたいと考えています。
U35 看護師ミーティング
テーマ: U35 ナースキャリアトーク 〜こんな看護師もいます〜
報告者:筒井 梓  開催日: 2026 年 1 ⽉ 29 ⽇
今回は、U35 の卒業⽣である、都⽴墨東病院で急性・重症患者専⾨看護師として活躍されている鈴⽊寛代さんをお招きして、キャリアトークを⾏いました。
鈴⽊さんが専⾨看護師を⽬指すようになったきっかけや、現在の活動内容、これかの展望について語っていただきました。また、U35 現役世代の私たちへのメッセージとして、専⾨看護師を⽬指そうと思っている⽅の背中を押す⾔葉や、いま現在キャリア形成に悩んでいる⽅、⼤学院で研究等に勤しんでいる⽅への激励の⾔葉もいただきました。
偉⼤な先輩の背中を追いかけられるよう、私たちも邁進していきたいと思います!

発行者:U35プロジェクト運営委員会