2020年開催 第47回日本集中治療医学会学術集会
演題応募・査読状況とフィードバックについて

日本集中治療医学会
会員の皆様


日本集中治療医学会 会員の皆様 第47回日本集中治療医学会学術集会の演題の査読を頂いた方へのアンケート結果をご報告すると同時に、現在の応募状況ならびに採択・非採択状況、査読のフィードバックなどについてご報告いたします。
学術集会あり方検討委員会が6年前に発足し、採択率を徐々に厳しくしていくこととしております。そのためには、判定の尺度をできるだけ均一にする必要があり、ここ数年、フォーマットに従った構造化抄録の推進と教育を進め、採点基準の明確化に努めてまいりました。今回、ほとんどの抄録が構造化抄録で作成されており、飛躍的な向上を実感いたしました。

【応募状況】
一般演題・公募演題、English session合わせて、1808演題(Late breaking abstractsを除く)の応募がありました。うち、144演題を非採択といたしました。
採択率は92%です。採択演題の約30%が口演です。優秀演題ノミネートは63演題(受賞11名)です。なお、Late breaking abstractsは、39演題の応募があり現在査読集計中です。

【査読状況と判定基準】
採点者により、多少のばらつきがありましたが、査読者3名の中央値で見ると演題の優劣を概ね反映していると考えられたため、中央値で順位を並べ同じ中央値では平均点順に並べました。下位15%のすべての抄録に詳細に目を通し、採択・非採択を決定いたしました。下位の抄録でも大部分が構造化抄録で書かれており、ボーダーラインで非採択となった基準は、論理に飛躍があるなどの高いレベルでした。

【査読結果のフィードバック】
近日中に、採択・非採択の通知を5段階評価の結果を添えて各個人に行います。また、1月中にそれぞれの演題毎にIDとPWを通知し、学術集会HPから査読者(査読者名はブラインド)の素点が見られるように致します。学会発表もしくは今後の抄録作成時にお役立てください。

【査読者のアンケート結果】
下記PDFをご覧ください。適切な査読率は90%と答えた方が最も多く、次いで80%が多かったです。80-90%と答えた方は約8割でした。今回の実際の採択率は92%です。

査読者アンケート結果PDF(自由記述内容を除く)

2019年11月21日

日本集中治療医学会学術集会あり方検討委員会 委員長
第47回日本集中治療医学会学術集会 会長
西田 修