支部学術集会レポート日本集中治療医学会 第9回関東甲信越支部学術集会(横浜)
日本集中治療医学会 第9回関東甲信越支部学術集会 |
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会 期 | 2025年7月26日(土) |
会 場 | パシフィコ横浜ノース |
会 長 | 武居哲洋(横浜市立みなと赤十字病院救命救急センター) |
テーマ | ひとすじのきらり -未来を紡ぐ- |
H P | 公式ホームページ |

その結果、目標の700名を大幅に超える965名(女性約3割)の参加登録があり、このうち40歳未満が448名(46%)、医師以外の参加者が426名(44%)でした。パシフィコ横浜ノースの4Fを会場としましたが、天候に恵まれたこともあり、大さん橋に停泊する大型客船、横浜ベイブリッジ、遠くに房総半島を見渡せる眺望は最高でした。 2040年から2050年あたりにわが国の集中治療を担う若手世代を学術集会のターゲットとし、テーマを「ひとすじのきらり−未来を紡ぐ−」としました。特別講演は元厚生労働事務次官である鈴木俊彦氏(日本赤十字社副社長)をお招きし、現在の若手が指導的立場となる2040年以降の医療を意識し、「社会保障を取り巻く状況と医療政策の方向性〜2040年とその先を展望して」と題した講演をいただきました。また、パネルディスカッション「2050年のICU:ひとすじのきらり」では、新進気鋭の若手から黒田理事長を含むパネリストたちが、未来の集中治療について活発に議論しました。ハンズオンセミナーは、プログラム委員の事前アンケートで最も要望が多かったため、人工呼吸器、エコー、神経集中治療、気管切開管理の4企画を展開し、事前登録者以外の見学を認めたこともあり多数の参加者で賑わいました。
次年度の関東甲信越支部学術集会は、7月11日(土)に松本市で開催される予定です。奮ってご参加いただき、夏の信州を満喫しましょう!
(レポート:武居 哲洋)