U35月例報告 2025年11月
2025年11月
■座談会報告
第4回Heart Team座談会
報告者:大井 拓馬 開催日:2025年11月8日
今回は、循環器内科医の東海林さんより、心不全患者の塩分摂取量に関するトピックを共有していただきました。東海林さんの施設においてHFpEF患者の塩分摂取量が多かったというデータ、主観的なバイアスが入りがちな塩分摂取量の推定方法などについて議論しました。また、各施設での心不全カンファレンスの運営方法や取り組みについて情報共有し、大変有意義な座談会となりました。
続いて、来月開催を予定している第2回U40HFの先生とのコラボ座談会について内容を検討しました。前回は各施設の多職種連携を中心とした話題でしたが、次回は他学会の様子、キャリア、日々の臨床での疑問などをテーマに設定する予定です。引き続き活発に意見交換や情報共有を行っていきたいと思います。
続いて、来月開催を予定している第2回U40HFの先生とのコラボ座談会について内容を検討しました。前回は各施設の多職種連携を中心とした話題でしたが、次回は他学会の様子、キャリア、日々の臨床での疑問などをテーマに設定する予定です。引き続き活発に意見交換や情報共有を行っていきたいと思います。
第4回 おくすりちゃんねる座談会 看護師×薬剤師 コラボ
テーマ:お互いの職種への疑問点を解消しよう!
報告者:荒川 希美 開催日:2025年11月19日
報告者:荒川 希美 開催日:2025年11月19日
今回は、事前に薬剤師と看護師がお互いに抱いている疑問を収集し、それに対する回答を両職種で共有する形式で座談会を進行しました。配合変化の確認については、双方から質問が寄せられ、特に看護師の方々は不明点が生じた際に薬剤師へ相談されることが多い一方、不在時などは各施設独自の配合変化表や書籍を活用して確認されている状況が共有されました。また、簡易懸濁の可否やチューブ透過性といったテーマについても議論が行われ、具体的な薬剤名を含む薬剤特性に関する情報交換が活発に行われました。
薬剤師の関与について、病棟薬剤師が不在の施設ではICU担当薬剤師の具体的な業務内容が把握できていないとの意見があがりました。一方で、一部の施設では、薬剤師が抗菌薬の投与時間や投与量の代行修正を行っているほか、睡眠薬の調整やせん妄患者への対応について相談を受けている事例も紹介されました。
夜間体制については、夜間に薬剤師が病棟に常駐している施設はなく、当直薬剤師自体はICUに精通していないケースも多い現状が共有された一方、看護師の方々からは薬剤師の勤務体制が分かりにくいため、夜間の連絡に気を遣うとの声も寄せられました。
今回の座談会を通して、お互いの職種の勤務状況を含めて理解し合うことが円滑な多職種連携の推進につながることを再認識することができました。
薬剤師の関与について、病棟薬剤師が不在の施設ではICU担当薬剤師の具体的な業務内容が把握できていないとの意見があがりました。一方で、一部の施設では、薬剤師が抗菌薬の投与時間や投与量の代行修正を行っているほか、睡眠薬の調整やせん妄患者への対応について相談を受けている事例も紹介されました。
夜間体制については、夜間に薬剤師が病棟に常駐している施設はなく、当直薬剤師自体はICUに精通していないケースも多い現状が共有された一方、看護師の方々からは薬剤師の勤務体制が分かりにくいため、夜間の連絡に気を遣うとの声も寄せられました。
今回の座談会を通して、お互いの職種の勤務状況を含めて理解し合うことが円滑な多職種連携の推進につながることを再認識することができました。
第31回緩和ケア座談会
報告者:吉澤 和大 開催日:2025年11月26日
今回の緩和ケア座談会では、年々注目度があがりつつある「緩和的抜管」をテーマに、現在改定作業が進んでいる4学会合同の終末期ガイドラインにも触れながら、レクチャーやディスカッションを行いました。
色々な施設から報告が増え、症例や知見が広がる一方で、「これは緩和的抜管なのか再挿管なしの通常抜管なのか」など、各施設で色々な悩みが生じ、手探りで進めている施設もあるという現状が話題となりました。また、来年の発表が期待される改訂版終末期ガイドラインが、システム作りの一助になることを望む声が上がりました。
併せて、「緩和的抜管」という実務的な言葉は、現場では今後も使われうるが、ガイドライン上は「人工呼吸器の差し控えと終了」と表現されることが共有されました。
そして、重要なポイントとして、
1. ケアのゴールを患者・家族・チームで繰り返し話し合うこと
2. 院内コンセンサスとプロセスの透明化(記録・カンファ・倫理委員会など)
3. 苦痛評価の限界を自覚しつつ、できる限りの評価と対話を行うこと
4. 医療者の価値観を押し付けず、「その人の人生」を中心に考えること
が挙げられました。
さらに、「やめられないから最初からやらない」という状況は、「やれば助かるかもしれない命が助からない」結果につながりうるため、「始めても、嫌だとなったらやめられる」医療を目指すことが、患者・家族・医療者にとって誠実な医療につながるのではないか、との意見が寄せられました。ガイドラインが出た後も、まだまだ注目を集め続ける話題だと思われるので、引き続きU35内でディスカッションしていきたいと思います。
色々な施設から報告が増え、症例や知見が広がる一方で、「これは緩和的抜管なのか再挿管なしの通常抜管なのか」など、各施設で色々な悩みが生じ、手探りで進めている施設もあるという現状が話題となりました。また、来年の発表が期待される改訂版終末期ガイドラインが、システム作りの一助になることを望む声が上がりました。
併せて、「緩和的抜管」という実務的な言葉は、現場では今後も使われうるが、ガイドライン上は「人工呼吸器の差し控えと終了」と表現されることが共有されました。
そして、重要なポイントとして、
1. ケアのゴールを患者・家族・チームで繰り返し話し合うこと
2. 院内コンセンサスとプロセスの透明化(記録・カンファ・倫理委員会など)
3. 苦痛評価の限界を自覚しつつ、できる限りの評価と対話を行うこと
4. 医療者の価値観を押し付けず、「その人の人生」を中心に考えること
が挙げられました。
さらに、「やめられないから最初からやらない」という状況は、「やれば助かるかもしれない命が助からない」結果につながりうるため、「始めても、嫌だとなったらやめられる」医療を目指すことが、患者・家族・医療者にとって誠実な医療につながるのではないか、との意見が寄せられました。ガイドラインが出た後も、まだまだ注目を集め続ける話題だと思われるので、引き続きU35内でディスカッションしていきたいと思います。
発行者:U35プロジェクト運営委員会









