U35月例報告 2025年12月
2025年12月
■座談会報告
第2回ハートチームコラボ;U35ハートチーム×U40HF
報告者:東海林 弘太朗 開催日:2025年12月3日
今回はU40心不全フェローネットワーク(U40HF)より八戸赤十字病院:那須崇人先生をお招きし、多職種の参加者と議論を行いました。循環器集中のトレンド、多職種連携の課題、学会の雰囲気と特徴、急性期リハビリテーション、キャリア形成などについて盛り上がりました。「他学会はこんな感じ!」では、心不全学会での多職種の活動、特に薬剤師の盛り上がりがすごい!といった話題や、ESCやAHA等の海外学会も含めて発表するならこの学会がおすすめ!といった話題についてお話しいただきました。また、キャリアプランの話の中では、やはり同世代研究者との協力関係の重要性が話題に上がりました。われわれU35にも十分に当てはまる話で、このつながりが重要なことだと改めて感じる、そんな座談会でした。今後も継続にコラボ企画を運営していく予定です。
U35 看護師ミーティング
テーマ: 看護師の働くモチベーションを理論で理解する
報告者: 筒井 梓 開催日: 2025 年 12 ⽉ 15 ⽇
報告者: 筒井 梓 開催日: 2025 年 12 ⽉ 15 ⽇
本報告の目的は、日本集中治療医学会第9回関東甲信越支部学術集会におけるU35メンバーの関わりを振り返り、若手(ここでは「U35」世代)の視点から得られた学びを共有し、今後の活動の一助とすることです。
今回は、ICU で勤務しながら博⼠課程に通われている正⽊宏享さんに、ハーズバーグの⼆要因理論(動機付け要因と衛⽣要因)について解説していただきました。理論の核⼼は、職務満⾜と不満⾜が別々の要因によって影響を受けるという点です。動機付け要因(達成、承認、成⻑の可能性、責任など)は職務満⾜を⾼め、衛⽣要因(給与、対⼈関係、監督技術、⽅針と管理など)は不満⾜を防ぐ役割を果たします。
正⽊さんはこの理論が看護師の離職予防や現場教育にも応⽤できると提案しました。プレゼン後は、⾃分たちの経験と照らし合わせながら、看護現場でのモチベーション維持の難しさや、キャリアステージによって求める要因が変化することなどについて意⾒を交換し、大変有意義なミーティングとなりました。
今回は、ICU で勤務しながら博⼠課程に通われている正⽊宏享さんに、ハーズバーグの⼆要因理論(動機付け要因と衛⽣要因)について解説していただきました。理論の核⼼は、職務満⾜と不満⾜が別々の要因によって影響を受けるという点です。動機付け要因(達成、承認、成⻑の可能性、責任など)は職務満⾜を⾼め、衛⽣要因(給与、対⼈関係、監督技術、⽅針と管理など)は不満⾜を防ぐ役割を果たします。
正⽊さんはこの理論が看護師の離職予防や現場教育にも応⽤できると提案しました。プレゼン後は、⾃分たちの経験と照らし合わせながら、看護現場でのモチベーション維持の難しさや、キャリアステージによって求める要因が変化することなどについて意⾒を交換し、大変有意義なミーティングとなりました。
第32回緩和ケア座談会
報告者:吉澤 和大 開催日:2025年12月17日
今回の緩和ケア座談会では、「患者さんから「死なせてほしい」と言われた時にどう対応するか?」をテーマにして、スモールグループディスカッションを行いました。
「死なせてほしい」という発言は、かなりセンシティブなものですが、経験のある集中治療医はかなり多かったのが印象的でした。言われるだけでなく挿管患者から筆談で伝えられた人もいました。
「死にたい/終わりにしたい」は、背景にある苦痛のシグナルとして捉え、まず支えることが重要です。緩和ケア領域ではCry for helpとも言われます。
ICUでは特に
1)身体症状の緩和 → 2) 対話可能性の確保 → 3) 背景の探索 → 4) チーム共有の流れが現実的ではないかと話し合われました。
また、 「死なせてほしい」と言われること自体は、医療者にとってもかなりのストレスに繋がることも指摘され、反応に困る時や辛い時ほど、個人で抱えずチームで関わり、スタッフのケアも意識することが重要であるという声が上がりました。
患者さんへのより良いケアを実現するため、スタッフのバーンアウトを避けるためにも、患者さんの「死なせてほしい」に上手く対応していけるよう、この座談会が皆の相談の場になっていってほしいと思います。
「死なせてほしい」という発言は、かなりセンシティブなものですが、経験のある集中治療医はかなり多かったのが印象的でした。言われるだけでなく挿管患者から筆談で伝えられた人もいました。
「死にたい/終わりにしたい」は、背景にある苦痛のシグナルとして捉え、まず支えることが重要です。緩和ケア領域ではCry for helpとも言われます。
ICUでは特に
1)身体症状の緩和 → 2) 対話可能性の確保 → 3) 背景の探索 → 4) チーム共有の流れが現実的ではないかと話し合われました。
また、 「死なせてほしい」と言われること自体は、医療者にとってもかなりのストレスに繋がることも指摘され、反応に困る時や辛い時ほど、個人で抱えずチームで関わり、スタッフのケアも意識することが重要であるという声が上がりました。
患者さんへのより良いケアを実現するため、スタッフのバーンアウトを避けるためにも、患者さんの「死なせてほしい」に上手く対応していけるよう、この座談会が皆の相談の場になっていってほしいと思います。
発行者:U35プロジェクト運営委員会









