支部学術集会レポート日本集中治療医学会 第8回北海道支部学術集会(帯広)

日本集中治療医学会 第8回北海道支部学術集会

会 期 2024年10月19日(土)
会 場 とかちプラザ
会 長
副会長
山本修司(JA北海道厚生連帯広厚生病院救命救急センター)
加藤航平(JA北海道厚生連帯広厚生病院救急科)
宮下 龍(JA北海道厚生連帯広厚生病院麻酔科)
テーマ どうするICUの働き方改革
H P 公式ホームページ  
日本集中治療医学会 第8回北海道支部学術集会を終えて

去る2024年10月19日(土)に、北海道帯広市のとかちプラザ(帯広市生涯学習センター)において、日本集中治療医学会の第8回北海道支部学術集会が開催されました。会長は帯広厚生病院の救命救急センター長であった山本修司先生でしたが、学会準備期間中に定年退職を迎えられましたため、同院の救急科部長である加藤航平先生とともに、副会長2名体制でその任務を引き継がせて頂きました。

学会開催という大役を仰せつかり、不慣れで心配が尽きませんでしたが、学会準備を全面的に支援して下さった日本コンベンションサービスのスタッフの皆様のおかげもあり、何とか当日の開催を無事に迎えることができました。
学術集会を終えて、個人的に感じたいくつかの反省点を挙げさせて頂きます。

  1. クロークを設置していなかったこと
    今回は限られた会場スペースであったことや人件費の問題もあり、参加登録デスクのそばにクロークを設置しておりませんでした。しかしながら参加者の複数の皆様から、クロークが無いかご質問を頂きましたこと、またキャリーケースを運びながら各会場を移動されていた参加者を拝見しましたことから、クロークを設置すべきであったと深く反省しております。ご不便をおかけしましたことをこの場を借りまして改めてお詫び申し上げます。
  2. 座長、演者を依頼するご案内が直前となってしまったこと
    一部演者や座長の方々から、もう少し早く依頼を欲しかったとご指摘を頂戴いたしました。準備に際し時間的に余裕をもって取り組むことができなかったこと、事前に演者や座長の急遽変更が生じた場合に迅速な対応ができなかったことが反省点となりました。
    それでもお引き受け下さった方々に深く御礼申し上げます。
  3. 当日に天候不良で札幌からのJRが運休したため、演題発表の順番変更を座長に御依頼申し上げたこと
    今回のプログラムのなかで、演題発表者の方で、座長を兼務頂いていた例がいくつかあったのですが、公共交通機関の運休により一部演者の会場到着が間に合わず、演題発表の順番変更を検討する事案が生じました。座長をして下さる方の演題発表順をそのプログラムの一番最後にしておけばより臨機応変なプログラム進行が可能になったと思われました。
最終的な参加者数は220名となり、皆様のご協力のおかげで盛況のうちに学術集会を終えることができましたことに深く御礼申し上げます。また、当方の至らぬ点もあり多々ご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。今後の日本集中治療医学会が益々の発展を遂げられますよう、心から願っております。
レポート:宮下 龍
(副会長/JA北海道厚生連帯広厚生病院麻酔科)