PD6 集中治療における急性期非侵襲的呼吸管理を考える
[共催:フィリップス・レスピロニクス合同会社]
座長:
横山 広行 ( 国立循環器病研究センター )
石原 英樹 ( 大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター )
近年、集中治療領域における急性期呼吸管理において、非侵襲的陽圧換気(NIPPV)による治療のEBMは確立した感がある。しかし、急性呼吸不全に対する初期治療として「NIPPVは第一選択として救急外来で可及的速やかに開始されるべきである」という提言と、救急治療の臨床現場にはギャップがある。
今回のパネルディスカッションでは、急性期対応におけるNIPPV導入のポイントと問題点は何か、救急外来でNIPPVを導入する場合に看護観察の観点からのポイントは何か、急性心不全と呼吸器疾患では疾患により初期評価とNIPPV設定に違いはあるか、急性呼吸不全の病態・機序と急性期呼吸治療について議論することにより、このガイドラインの提言と実臨床のギャップを埋めたい。
①
急性心不全に対するNPPV初期導入の問題点とポイント
小西 正三 ( 大阪警察病院 )
②
緊急外来でのNPPV初期導入における看護・観察のポイント
澤井 和美 ( 国立循環器病研究センター )
③
急性呼吸不全に対する救急外来での呼吸管理のポイント
-循環器内科の立場から-
横山 広行 ( 国立循環器病研究センター )
④
急性呼吸不全に対する救急外来での呼吸管理のポイント
-呼吸器内科の立場から-
石原 英樹 ( 大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター )
⑤
急性呼吸不全の病態と呼吸管理
藤野 裕士 ( 大阪大学医学部附属病院 )