PD1 医師と看護師等の協働・連携のあり方について
[共催:日本光電関西株式会社]
座長:
畑中 保子 ( 日本赤十字社和歌山医療センター )
仁科 典子 ( 大阪警察病院 )
医療の高度化・複雑化に伴う業務の増大と患者・家族からは質の高い安全な医療を求められるようになってきている。医師が中心となり治療が行われる現場では、医師の負担が大きくなっている。そこで、この実状に即した医師と看護師等の協働・連携のあり方が問われ、厚生労働省でチーム医療の推進についての検討会が行われた。
報告書によると、一人一人の医療スタッフの専門性を高め、その専門性を委ねつつも、これをチーム医療を通して再統合していく、といった発想の転換が必要であるといわれている。医師に判断を求めるばかりでなく、医師の治療方針のもと各医療スタッフが自律的に判断し、役割を拡大することが求められている。
今回、看護師等の医療スタッフ現場でチーム医療として行っている活動を報告してもらい、医師からは協働・連携する医療スタッフに望むことを述べてもらい、集中治療におけるチーム医療の今後の展望や課題を考える機会としたい。
①
医師と看護師等の協働・連携のあり方を考える~看護師の立場から~
和田栗純子 ( 労働者健康福祉機構大阪労災病院 )
②
医師と看護師等の協働・連携のあり方を考える~CCU薬剤師の立場から~
野井亜沙美 ( 労働者健康福祉機構大阪労災病院 )
③
集中治療室での臨床工学技士の役割と今後の課題~看護師の立場から~
井出 康介 ( 滋賀医科大学医学部附属病院 )
④
医師と看護師等の協働・連携~Open ICUで集中治療を行う医師の立場から~
清水 智明 ( 大阪警察病院麻酔科 )