PD3 集中治療室での治療方針決定に対する看護師のかかわり方の現状と理想
[共催:大塚製薬株式会社]
座長:
西 信一 ( 兵庫医科大学病院 )
安藤 有子 ( 関西医科大学附属枚方病院 )
集中治療領域において、看護師の裁量権は、かなり曖昧で施設ごとに差が大きいと言える。特にオープンICUとクローズドICUではまた異なりがある。本来、医師・看護師は患者のゴールと治療方針・ケアの方針を共有し互いの情報交換を蜜に行わなけれする遠慮や自身の自信のなさから発言を控えてしまっている現状などもあばならない。実際に看護師が持っている患者の情報量はとても多いが、医師に対る。また、ときに医師の示した治療方針が看護師の考えと異なり、患者や家族にとって最良なのかとジレンマを抱くこともある。
今回のパネルディスカッションでは、具体的な事例や場面を通して、看護師が専門職として患者の治療方針決定にどのように関わるべきかをディスカッションし、より患者中心の医療の実現の足掛かりを得たいと考える。
①
集中治療医の立場より
西 信一 ( 兵庫医科大学病院 )
②
ICU師長の立場より
吹田奈津子 ( 日本赤十字和歌山医療センター )
③
意思決定ができない患者の治療方針決定における看護師の関わりについて
金沢いづみ ( 公立大学法人大阪市立大学医学部附属病院 )
④
医療チームにおける嚥下コアナースの役割を通して
平賀 彩子 ( 関西医科大学附属枚方病院 )
⑤
心臓外科術後呼吸不全の患者へのCHDF導入の経過と患者家族への対応にジレンマを感じた事例
濱崎 格 ( 大阪医科大学附属病院 )
⑥
実際の場面を通して感じたこと
安藤 有子 ( 関西医科大学附属枚方病院 )