PD5 集中治療室における退院調整活動の成功の秘訣
座長:
柏瀬 一路 ( 大阪警察病院 )
今西 裕子 ( 大阪府済生会中津病院 )
病院機能の役割分化、診療報酬改定など様々な要因により、在院日数の短縮化が進んでいる。一方で高齢化、療養病床や在宅との医療格差により入院が長期化する場合が少なくない。そのため、急性期の段階から退院調整を積極的に進めていく必要性に迫られている。退院や転院調整が困難な事例が増加していると感じている方々もおられるだろう。
今回は、ベッドコントロールを担当している医師、集中治療室に関わるMSWや退院調整看護師の方々の諸活動・現状報告や課題を踏まえて、チームとして退院調整を推進するためには何が必要かを議論により明らかにしたい。
①
当救命センターから後方病院への円滑な転院調整のための医師・看護師・MSWの連携
入澤 太郎 ( 大阪大学医学部附属病院 )
②
集中治療室における退院支援活動
岩間 紀子 ( 大阪府済生会千里病院 )
③
希死念慮が強く、病識の乏しい精神疾患患者の退院支援について
- チーム医療がうまく機能した事例 -
定田喜久世 ( 関西医科大学附属枚方病院 )
④
急性期病院における退院調整の取り組み
星加 静江 ( 大阪警察病院 )
⑤
集中治療室の退院調整活動の成功の秘訣
入口真紀子 ( 財団法人田附興風会医学研究所北野病院 )