第47回日本集中治療医学会学術集会

第47回日本集中治療医学会学術集会

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ハンズオンセミナー

ハンズオンセミナー開催のご案内

皆様、日本集中治療医学会ハンズオンセミナーを、今回は第47回学術集会プレコングレスとして名古屋国際会議場にて開催することになりました。本セミナーは、学会がセミナーの技術的基準を承認し、実施・運営しているものであり、その教育プログラムの品質の高さと充実した内容は、多くの受講生の皆様にご満足いただけているものと自負しております。
集中治療専門医及び医療従事者として必要な能力・知識の習得はもちろんのこと、継続的な技量向上とモチベーションアップ、さらには後進の育成にも欠かせない内容が盛り込まれております。各領域のエキスパートの先生方が、毎回周到な準備をされ、常にアップデートされた生きた講義・実技指導を受けることができる貴重な機会です。是非ご体感ください。
今回開催するハンズオンセミナーは、日本救急医学会の「ⅲ救急科領域講習の⑥機構が認定するシミュレーションOff-JT」に認定されております。(「Rapid Response System 出動スタッフ養成コース」を除く)

  1. 緊急気道確保対応トレーニング(募集人数:24名)
  2. J-PADガイドラインセミナー(募集人数:32名)
  3. Be an Intensivistコース(募集人数:36名)
  4. 臓器提供ハンズオン(募集人数:35名)
  5. 神経集中治療ハンズオンセミナー Version 3(募集人数:40名)
  6. Rapid Response System 出動スタッフ養成コース(募集人数:32名)
  7. 非同調・経肺圧セミナー(募集人数:36名)

一般社団法人 日本集中治療医学会
理事長:西村 匡司
教育委員会 委員長:藤谷 茂樹
ハンズオンセミナー委員会 委員長:野村 岳志

開催概要

開催日:2020年3月5日(木)
会場:名古屋国際会議場 1号館、2号館(名古屋市熱田区熱田西町1番1号)

【留意事項】
本セミナーを受講するには学術集会への事前参加登録(2020年3月3日(火)まで)が必要です。
お申し込みは学術集会事前参加申込完了後の「マイページ」からお進みください。
当日のセミナー受講時に必ず第47回学術集会のネームカードを持参してください。また、学会員の方はe医学会カードも持参してください。

  1. 緊急気道確保対応トレーニング
    時間:3月5日(木)9:00~12:10
    会場:名古屋国際会議場 1号館4階 レセプションホール②
    定員:24名
    受講料:12,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)
  2. J-PADガイドラインセミナー
    時間:3月5日(木)13:00~16:00
    会場:名古屋国際会議場 1号館4階 レセプションホール②
    定員:32名
    受講料:5,000円(JSICM会員)、7,000円(JSICM非会員)
  3. Be an Intensivistコース
    時間:3月5日(木)9:00~12:30
    会場:名古屋国際会議場 2号館2階 222・223
    定員:36名
    受講料:3,000円(初期研修医)、6,000円(JSICM会員)、8,000円(JSICM非会員)
  4. 臓器提供ハンズオン(日本集中治療医学会主催)
    時間:3月5日(木)13:30~17:30
    会場:名古屋国際会議場 2号館2階 222・223
    定員:35名
    受講料:10,000円(JSICM会員)、12,000円(JSICM非会員)
    ※当コースは脳死判定を行いません
  5. 神経集中治療ハンズオンセミナー Version 3
    時間:3月5日(木)9:00~17:00
    会場:名古屋国際会議場 2号館1階 211・212
    定員:40名 定員に達しました
    受講料:25,000円(JSICM会員)、30,000円(JSICM非会員)
  6. Rapid Response System 出動スタッフ養成コース
    時間:3月5日(木)9:00~16:25
    会場:名古屋国際会議場 2号館2階 224
    定員:32名
    受講料:12,000円(JSICM会員)、14,000円(JSICM非会員)
  7. 非同調・経肺圧セミナー
    時間:3月5日(木)13:30~17:00
    会場:名古屋国際会議場 2号館3階 234
    定員:36名 定員に達しました
    受講料:10,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)

【キャンセルポリシー】
受講決定後(ご入金後)にキャンセルいただく場合、受講料の返還はいたしかねますので予めご了承ください。

【お申込みに関する問合せ】
日本集中治療医学会 ハンズオンセミナー事務局代行
(株式会社コンパス内/担当:原田 幸寿)
TEL: 03-5840-6131 FAX: 03-5840-6130 E-mail: jsicmhos@compass-tokyo.jp

プログラム内容(敬称略)

1.緊急気道確保対応トレーニング

概要

気道確保は医師にとって必須の知識と技能である。気道の問題は緊急性が高く、時間的余裕がないことが多い。常に気道管理の基礎を知り、気道確保困難症についての予測と対応ができることは、全ての診療科の医師、特に救急・集中治療・麻酔領域において重要である。実際に臨床において緊急外科気道確保を経験することは少ないが、その知識を持ち、習熟していることが、気道確保困難症例に遭遇した時の選択肢を広げ、適切な対応へとつながる。
本セミナーにて気道管理の基礎と気道確保困難症例への対応を復習し、シミュレーターおよびビデオ喉頭鏡を用いた実技訓練や、豚喉頭を用いて外科的気道確保を実体験することで、気道確保困難症例への対応法を学習し実臨床へつなげる。

到達目標

1)気道管理の基礎を確認し、気道確保困難症例を予測し、その準備することができる
2)経皮的気管切開術の術式の理解と実践
3)輪状甲状間膜切開の理解と実践
4)緊急気道確保困難症例のシミュレーションを通した理解と実践

対象

初期研修医、後期研修医、外科気道確保に興味のある全ての科の医師

定員

24名

受講料

12,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)

タイムテーブルおよび内容

〔講義〕
気道管理の基礎と気道確保困難について(25分)講師:医師

〔実技1〕
声門上気道確保器具、ビデオ喉頭鏡、気道エコー(50分)

〔実技2〕
豚を用いた輪状甲状間膜切開の実践 *豚喉頭を用いて実技練習を行う
シミュレーターを使用した経皮的気管切開の実践 (50分)

〔実技3〕
シミュレーターを用いた緊急気道確保シミュレーション(50分)

〔まとめと質疑応答〕
(10分)全体を通してのまとめと質疑応答

コーディネーター

方波見 謙一(北海道大学病院 救急科)

インストラクター(50音順)

太田 隆嗣(湘南鎌倉総合病院 麻酔科)
佐藤 圭路(米盛病院 救急科)
富永 直樹(日本医科大学附属病院 高度救命救急センター)
中川 雅史(東京女子医科大学 集中治療科)
二階 哲朗(島根大学 集中治療部)
坂東 敬介(市立札幌病院 救命救急センター)
水野谷 和之(北海道大学病院 麻酔科)
山口 嘉一(横浜市立大学 麻酔科)
吉田 知由(北海道大学病院 救急科)

協力企業

スミスメディカル・ジャパン株式会社
富士フイルムメディカル株式会社
株式会社東機貿
コヴィディエン ジャパン株式会社
カールストルツ・エンドスコピー・ジャパン株式会社

2.J-PADガイドラインセミナー

概要

J-PADガイドライン検討委員会では、ガイドラインの導入に不可欠な痛み・不穏・せん妄の評価ツールに関するセミナーを開催してきました。今回はセミナーの第2弾として「ツールに慣れたらプロトコルに落としてみよう!」を企画しました。
ガイドラインではプロトコルの活用が推奨されていますが、臨床現場では、何からどのように始めればよいのかお困りの方も多いと思います。このセミナーでは、プロトコルの作成や運用に関する基礎知識を学び、グループワークで鎮痛・鎮静プロトコルの作成過程を展開します。実際に臨床で使えるプロトコルの作成を目指すとともに、プロトコルを円滑に導入するための方策を検討し、ガイドラインの更なる普及・活用を支援します。

目的・到達目標

目的
各施設の特性に応じた鎮痛・鎮静・せん妄管理のプロトコルの作成・導入手順が理解できる

到達目標
1)プロトコルの有用性が理解できる
2)プロトコルの作成、運用上の注意点が理解できる
3)プロトコルの導入手順(プロトコル作成・教育計画・多職種連携)が理解できる
4)プロトコル導入後の評価・改善の必要性が理解できる

対象

集中治療に携わる医師・看護師・薬剤師・理学療法士・臨床工学技士など

定員

32名

受講料

5,000円(JSICM会員)、7,000円(JSICM非会員)
※グループワークのグループ編成の参考のため、職種、経験年数、所属施設の管理体制、鎮痛・鎮静・せん妄ツールの導入状況、プロトコルの導入状況を確認させていただきます。

タイムテーブルおよび内容

時間 内容
13:00-13:10 10 開会挨拶・目標確認・ファシリテーター自己紹介
13:10-13:15 5 グループ内で自己紹介
・所属施設と職種
・セミナー参加目的
・施設のICUの管理体制、ガイドラインの導入状況
13:15-13:35 20 プロトコルの作成に関する講義とGWの進め方
1)プロトコルの作成に関する講義
・J-PADガイドラインにおけるプロトコルの有用性について(CQ35)
(プロトコルの定義、利点、効果、作成のPOINT)
・プロトコルの運用上の取り決め(人工呼吸器離脱プロトコル参考)
 ①具体的な対象患者(疾患、病態)
 ②対象患者の選定方法(誰が選定するか)
 ③各基準の評価者とプロトコル指示者
 ④プロトコルの中止基準
 ⑤記録方法
 ⑥中止になった場合の対処法
2)GWの進め方の説明
13:35-14:30 55 GW仮想病院での「鎮痛・鎮静管理プロトコルの作成」
ワークシート(別紙参照)を基にプロトコルを作成
□仮想病院の設定(内科系・外科系の2パターン)
・A:専従医のいない主治医管理のopen ICU8床、成人術後症例
・B:専従医のいない主治医管理のopen ICU8床、院内急変症例
14:30-14:40 10 休憩
14:40-14:45 5 現時点でのグループの課題(病院見学の視点の抽出)
14:45-14:50 5 病院見学(ワールドカフェ方式)による意見交換
14:50-15:05 15 病院見学(ホスト説明5分+情報交換10分)
・5分でホストが作成したプロトコルを解説
・グループの振り返りで出た意見をもとに意見交換
15:05-15:25 20 プロトコルの改善
最初のグループに戻り病院見学の成果を発表
15:25-15:35 10 導入計画について検討
15:35-15:45 10 代表グループの発表(A・Bの代表2グループ)
15:45-16:00 15 まとめの講義
・ガイドラインの実践を促すための対策と教育(CQ36)
(教育計画、多職種連携、バンドルケア、遵守率の評価)
・導入計画の具体例も追加
・PAD管理におけるPDCAサイクル
・質疑応答
・閉会挨拶

コーディネーター

布宮 伸(自治医科大学 麻酔科学・集中治療医学講座集中治療医学部門)

インストラクター

植村 桜(大阪市立総合医療センター 看護部)
吹田 奈津子(日本赤十字社和歌山医療センター 看護部)
鶴田 良介(山口大学大学院医学系研究科 救急・総合診療医学講座)
茂呂 悦子(自治医科大学附属病院 集中治療部)
吾妻 俊弘(国立病院機構仙台医療センター 麻酔科)

3.Be an Intensivistコース

準備中(1月のご案内予定です)

4.臓器提供ハンズオン(日本集中治療医学会主催)

概要

日本集中治療医学会主催企画、第3回目の臓器提供ハンズオンコースを開催します。皆さん、臓器提供についてどの様な印象をお持ちですか?なぜ今集中治療に臓器提供が求められるのでしょうか。正しい救命治療と治療限界の判断、そして集中治療に伴う”End of life care”、脳死の生理学に熟知した臓器保護管理など臓器提供を行うには集中治療の役割が非常に大きなものとなっています。本コースでは、日本と世界の臓器提供の現状を学び、提供の全体プロセスを体感することで自施設に持ち帰るべき課題が見つかるでしょう。また臓器提供の正しい適応を学ぶことで、必要とするご家族に正しいタイミングで提供選択肢を提示できることが可能となります。そして脳死生理学とEBMに基づくドナー管理を学び、臓器保護を意識した特有の患者管理が行える様にトレーニングを行います。本コースのインストラクターには救急や集中治療の分野で数多くのシミュレーションを経験しているベテランの講師陣が参加します。モットーは楽しみながら、そして真剣に、救急・集中治療に関わる全ての医療者にとって学びとなる場を提供させていただきます。
※当コースは脳死判定を行いません

対象

救急・集中治療に携わる全ての医療者
移植に関わる可能性のある医療者
(初期研修医、後期研修医、救急集中治療医、神経内科医、脳外科医、循環器内科医、麻酔科医、その他の医師、集中治療室で勤務する看護師やコメディカル、院内コーディネーター医師/看護師等)

定員

35名

受講料

10,000円(JSICM会員)、12,000円(JSICM非会員)

タイムテーブルおよび内容

13:30-13:35 開会挨拶
13:35-13:50 総論
13:50-14:05 世界の臓器提供の現状
14:05-15:00 臓器提供プロセスの体験
“End of life care”としての臓器提供
15:15-15:45 特別講演 現在調整中
15:50-16:30 臓器提供の適応判断
16:30-17:20 臓器保護を意識した患者管理
17:20-17:30 閉会挨拶

■総論
救急・集中治療における終末期に臓器提供の選択肢があることを理解する。どのような場面で臓器提供について考える必要があるのか、患者に臓器提供の意思があると分かった際に何をすべきなのか全体像を把握する。

■世界の臓器提供の現状
移植先進国のスペインやアメリカなどの現状データを踏まえて紹介する。日本が進むべき方向性や、集中治療医の仕事として非常に大きいものということを理解してもらう。

■臓器提供プロセスの体験
【“End of life care”としての臓器提供】
日本で臓器提供という医療を日常的に数多く経験している施設は少ないだろう。提供施設の中には、院内コーディネーターがおり、臓器提供について相談出来るシステムが構築出来ている施設もあるかもしれない。しかし、全く経験がない施設では未知の領域であり、また経験者ですらあやふやな知識の場面が多いのではないだろうか。このブースでは、県コーディネーターや院内コーディネーターと集中治療医が各グループに1人ずつ専属し、グループで臓器提供のプロセス全体について学んでもらう。そして、提供全体で重要かつ答えがない”End of life care”の介入タイミングや方法などについて議論をし共有する。様々な事例があり共有することで常に新しい発見があるブースである。

■特別講演
現在調整中

■臓器提供の適応判断
日本の臓器提供意思表示の約半数は医療者からの確認ではなくご家族から提示されている。医療者が提供の可能性があることに気づかず意思確認を行わないケースが多いと考えられている。そこで、臨床医として知っておくべき臓器提供の適応に関する知識を症例ベースに学ぶ。最終的に、ご家族へ適切なタイミングと正しい知識で臓器提供に関する情報提供を行えることを目標とする。

■臓器保護を意識した患者管理
集中治療医は臓器保護のスペシャリストである。臓器提供を行う場合、脳死という特殊な生理学を熟知し、また臓器定着率を意識したEBMに基づく知識が必要である。集中治療だからこそ可能となる臓器保護管理を学び、臓器提供医療の向上を目指す。

コーディネーター

渥美 生弘(聖隷浜松病院 救命救急センター)
岩永 航(奈良県総合医療センター 救命救急センター 集中治療部)

インストラクター

黒田 泰弘(香川大学医学部付属病院 救命救急センター)
藤谷 茂樹(聖マリアンナ医科大学病院 救命救急センター)
瀬尾 龍太郎(神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター)
若竹 春明(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター)
吉川 美喜子(神戸大学医学部付属病院 腎臓内科)
内藤 宏道(岡山大学 救命救急科)
福井 英人(医療法人社団生仁会 福井内科医院)
松島 暁(中東遠総合医療センター 救命救急センター)
中村 健太郎(香川大学医学部付属病院 救命救急センター)
松本 蘭(市立札幌病院 看護部)
稲葉 伸之(SUBARU健康保険組合太田記念病院 群馬県臓器移植コーディネーター)
中村 晴美(聖マリアンナ医科大学病院 移植医療支援室 神奈川県臓器移植コーディネーター)
高橋 恵(北里大学病院移植医療支援室)

5.神経集中治療ハンズオン Version 3

概要

このセミナーでは神経集中治療のエッセンスを学んでいただきます。エビデンスはもちろん、病態生理を考え、神経所見も重要視しなければなりません。また、脳波などの神経モニタリングも必須です。
Neuro ICUのみならずICUには、神経系に異常を持つ患者は多数います。それらの患者の脳の酸素需給バランスを確保し、二次性脳損傷を防止することは非常に大切です。脳保護を前提とした全身管理について、本セミナーを通じて一つの指針をお示しいたします。
本セミナーは、5スキルステーション+4シナリオブースの計8時間コース(休息、昼食を含む)です。午前中は、持続脳波モニタリングとてんかん重積状態; cEEG & SE、頭蓋内圧モニタリング;ICP、経頭蓋超音波ドップラー;TCCFI、神経所見の取り方;NE、体温管理療法;TTM、の各スキルステーションで基本スキルを学んだ後、午後では、心停止後症候群(PCAS)、くも膜下出血(SAH)、重症頭部外傷(TBI)、神経筋疾患(AW)、の各シナリオブースで実践的に勉強していただきます。
インストラクターは各分野のエキスパートであり、日々の疑問をディスカッションすることもできます。
※本セミナーは「ハンズオンセミナー」と称していますが、学習効果を期待し、座学・ディスカッション・シミュレーションなども含んでいます。

対象

若手救急集中治療医(後期研修医など)、神経集中治療のインストラクションに興味のある救急医・集中治療医、脳神経外科医、脳神経内科医、麻酔科医、その他の医師、集中治療室で勤務する看護師やコメディカル

定員

40名 定員に達しました

受講料

25,000円(JSICM会員)、30,000円(JSICM非会員)

タイムテーブルおよび内容

1.挨拶・趣旨説明

2.本セミナーの基本コンセプトの説明 ~脳酸素需給バランスについて~

3.脳波モニタリング(講義)

4.スキルステーション(午前 ; 5つ)、シナリオブース(午後 ; 4つ)に参加

5.各ブース詳細

 スキルステーション
  • cEEG & SE (ハンズオン):神経集中治療における持続脳波モニタリングやてんかん重積の対応について学びます。実際の症例を元に、国際10-20法を用いた持続脳波の判読を行います。緊急対応が必要な波形にはどの様なものがあるのかについて、神経集中治療領域で最も普及しているACNS分類を元に判読していきます。初学者にもわかりやすい内容となっています。
  • ICP(ハンズオン):重症頭部外傷に対する、頭蓋内圧(ICP: intracranial pressure)プローブの挿入を、シミュレーターを用いて行います。
  • TCCFI(ハンズオン):経頭蓋超音波ドップラー(TCCFI : transcranial color coded flow imaging)の施行方法を、くも膜下出血を中心に勉強します。
  • NE(ハンズオン):神経集中治療で必要な意識の評価方法、運動麻痺や腱反射などを含む神経所見の取り方を勉強します。
  • TTM (ハンズオン):体温管理療法(TTM: Targeted temperature management)の実際を学びます。迅速な目標体温への到達、目標体温維持、復温時の注意点、シバリングアセスメントスケールを使用したシバリングの評価とその対応方法(看護の工夫なども含む)を中心に使用薬剤も含めて勉強します。

シナリオブース(ハンズオン+ディスカッション+シミュレーション)

  • PCASブース:シミュレーター、体温管理装置(血管内冷却装置、体表冷却装置)、脳波モニタリング、人工呼吸器を用い、実際の心停止後症候群患者の神経集中治療管理を勉強していただきます。低体温療法や平温療法をはじめとするTTMの適応、TTM施行中の注意点、神経学的転帰評価方法などを中心に勉強します。
  • SAHブース:脳外科医と共に患者管理をしていく上で集中治療医として何ができるのか、現時点での全身管理のエビデンスはどうなっているかについて、ディスカッションやシミュレーションを行いつつ解説します。周術期全身管理の方法と、遅発性脳虚血発症時の対応方法を中心に学びます。
  • TBIブース:実際のシミュレーター(マネキン)を使用し、ハンズオンとシミュレーションを通して頭蓋内圧の管理方法を学んでいただきます。頭蓋内圧が上昇した際に、何を考え、どの様に対応するのかについて解説します。
  • AWブース:神経内科的疾患に関連した重症患者の全身管理や診断に至るまでの経緯を勉強していただきます。

6.ポストテスト

7.まとめ・閉会の辞

コーディネーター

黒田 泰弘(香川大学医学部附属病院 救命救急センター)
江川 悟史(TMGあさか医療センター 神経集中治療部(副コーディネーター))

インストラクター/アシスタント

ブース長(予定)

cEEG & SE 中本 英俊(TMGあさか医療センター 脳神経外科 てんかんセンター)
ICP, TBI 江川 裕子(さいたま赤十字病院 救急科)
TCCFI 藤本 佳久(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急・集中治療科)
NE, AW 永山 正雄(国際医療福祉大学医学部神経内科学)
TTM, PCAS 井上 明彦(兵庫県災害医療センター 高度救命救急センター)
SAH 櫻谷 正明(JA広島総合病院 救急・集中治療科)

その他、各分野のオピニオンリーダーの先生にインストラクターをお願いしています。

6.Rapid Response System 出動スタッフ養成コース

概要

RRSは、急変となるまえの予兆の段階で要請されるシステムです。
要請されるタイミングによって、判断すべきことや介入すべきことが変わります。
このセミナーは、MET/RRTとして出動するスタッフが、基本的な概念を元に、情報収集、ABCDアプローチで評価をし、職種の特性を生かしながら介入に向けていくことをシミュレーションで体験していただきます。
また、想定しうる困難事例の中から、コードステータスの変更や要請者へのフィードバック方法についてもディスカッションします。
RRSを実際に行っている医師や看護師等が講師となります。
参加者同士、講師たちとディスカッションする中で、現在お持ちの悩みについても解決糸口が見つかるようになればと願っています。

対象

RRSがある施設でRRT等の対応側のスタッフの方、または、その準備状態にある方(看護師、医師、その他)

定員

32名

受講料

12,000円(JSICM会員)、14,000円(JSICM非会員)

タイムテーブルおよび内容

9:00-9:10 オリエンテーション
:黒岩 政之(北里大学医学部 麻酔科学)
9:10-9:30 レクチャー「RRSの概要」
:小池 朋孝(北里大学病院 RST/RRT室)
9:30-10:00 レクチャー「要請を受けてからの基本的な対応と流れ(聴取、評価、初期介入、情報、検査、治療と方針)」
:稲垣 泰斗(北里大学医学部 救命救急医学)
10:00-10:10 <休憩>
10:10-10:30 レクチャー「評価(ABCDアプローチ)と介入」
:服部 潤(北里大学医学部 救命救急医学)
10:30-10:45 レクチャー「看護師ができること、すべきこと」
:森安 恵実(北里大学病院 RST/RRT室)
10:45-10:55 <休憩>
10:55-12:40 シミュレーション~要請から治療や方針決定までの実際~
:講師全員
12:40-13:40 <昼食・休憩>
13:40-14:55 事例検討1・事例検討2(休憩含む)
14:55-15:05 移動
15:05-15:45 全体ディスカッション
15:45-16:05 RRSの最新情報
:内藤 貴基(聖マリアンナ医科大学 救急医学)
16:05-16:25 質疑応答、アンケート記入

※内容や講師担当は一部変更する可能性があります。ご了承ください。

コーディネーター

黒岩 政之(北里大学医学部 麻酔科学 GICU主任医師)

インストラクター

内藤 貴基(聖マリアンナ医科大学 救急医学)
服部 潤(国立病院機構相模原病院 救急科)
小池 朋孝(北里大学病院 RST/RRT室)
森安 恵実(北里大学病院 RST/RRT室 集中ケア認定看護師)
青木 善孝(浜松医科大学医学部附属病院 集中治療部)
太田 啓介(静岡県立総合病院 集中治療センター)

7.非同調・経肺圧セミナー

概要

本セミナーでは、人工呼吸器管理において今後重要性がより認識されていく可能性が高いトピックである、非同調と経肺圧を扱う。前半では患者の呼吸様式や通常の人工呼吸器グラフィックから、患者と人工呼吸器の非同調をどの様に認識するかを学ぶ。また参加者は実際に人工呼吸器を通してさまざまな設定下で呼吸を体験し、各モードによる非同調を自分自身で体験できる。さらに後半では経肺圧(気道内圧-胸腔内圧)の概念を理解し、その測定法、解釈の仕方を学ぶ。実際に呼吸を行うことが出来る人工肺を用いることで経肺圧の概念を理解しやすい状況を体験できるため、初学者にも分かりやすい内容になっている。通常の呼吸器グラフィックからは得られない情報である経肺圧を、非同調の改善や適切な呼吸器設定にどの様に応用していくかを理解する。

到達目標

1)患者の呼吸様式および呼吸器グラフィックから非同調を認識する
2)経肺圧の概念、測定法、解釈を学習する
3)実際の症例へ経肺圧をどの様に応用するかを理解する

対象

人工呼吸管理されている患者を受け持つ後期研修医、指導医、看護師、臨床工学技士

定員

36名 定員に達しました

受講料

10,000円(JSICM会員)、15,000円(JSICM非会員)

タイムテーブルおよび内容

〔講義その1:非同調の認識法〕(30分)
講師:髙田 順子(東京ベイ・浦安市川医療センター)

〔非同調デモンストレーション〕(30分)
非同調への対応のデモンストレーション

〔講義その2:非同調と新しいモード〕(30分)
講師:片岡 惇(練馬光が丘病院/東京ベイ・浦安市川医療センター)

休憩(10分)

〔実技〕自分自身で非同調を体験する(50分)
3グループに分かれて異なる3つのブースを順次ローテーションする

〔講義その3:経肺圧の基礎〕(10分)
講師:則末 泰博(東京ベイ・浦安市川医療センター)

〔経肺圧デモンストレーション〕(40分)
2つのスクリーンを用いたデモンストレーション

〔特別な人工呼吸器を用いない食道内圧測定の方法〕(5分)

〔全体を通してのまとめと質疑応答〕(5分)

コーディネーター

則末 泰博(東京ベイ・浦安市川医療センター 救急・集中治療科)

インストラクター/アシスタント

石川 淳哉(東京女子医科大学病院 集中治療科)
山田 亨(東邦大学医療センター大森病院)
片岡 惇(練馬光が丘病院/東京ベイ・浦安市川医療センター)
宇佐見 直(東京ベイ・浦安市川医療センター)
髙田 順子(東京ベイ・浦安市川医療センター)
戎 初代(国際医療福祉大学成田病院)

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