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日本集中治療医学会 第10回関東甲信越支部学術集会

ごあいさつ

日本集中治療医学会 第10回関東甲信越支部学術集会
会長  今村 浩
信州大学医学部 救急集中治療医学教室

 日本集中治療医学会 第10回関東甲信越支部学術集会を 2026年 7月11日(土)に 信州 松本の地で開催させていただくことになりました。集中治療関係の学会を信州で開催するのは2013年の総会以来13年ぶりになり、会長に指名いただいたことを大変光栄に存じます。

 テーマは「症例(ケース)にこだわる」としました。

 集中治療領域における近年の研究の進歩とエビデンスの構築には目を見張るものがあります。かつては経験とカンが頼りだった集中治療の日常臨床で、客観的データやガイドラインをもとにして判断できるようになったのは大きな進歩です。ただ、大規模臨床試験も元を正せば一例一例のデータを集めたものです。また集中治療室や救急外来の患者さんの病態は多様で、状態も刻々と変化します。従って、エビデンスを適用するためには、まず一人一人の患者さんをよくみることが大切です。今回の学会では改めて個々の症例にこだわり、日常診療で私たちが目の前の患者さんに対して様々なエビデンスを活用するための智恵を皆で学び、考える機会にしたいと思います。

 プログラムは若手スタッフが中心となって企画し、皆様の興味を引く魅力的な企画が満載となっています。また今回のテーマに即し、教育講演を含む特別セッションの演者の方々には、発表のどこかに症例を盛り込み、講演の内容が実臨床例とどのように関連するのか示していただくようお願いしています。参加される皆様が実践に役立つ多くの学びを得られることを期待しています。

 7月の松本は風情のある城下町と温泉、あちこちでわき出す湧水、少し足を伸ばせば美ヶ原、安曇野や上高地、またおいしい蕎麦にお酒など楽しみが満載です。また支部集会は会員の皆さんが世代や職種を超えてざっくばらんに話をし、顔の見える関係を築く交流の場でもあります。そのため前日には会員なら誰でも参加できる懇親会も予定しております。皆様ご多忙とは思いますが、是非日程に余裕を持って、できればご家族やご友人とおいでいただき、頭も体もリフレッシュしていただければ幸いです。多くの皆様の参加をお待ちしております!