日本集中治療医学会第5回関東甲信越支部学術集会

学術プログラム

時間割

プログラム

抄録

※パスワードが必要です。
パスワードは、関東甲信越支部会員および参加申込者、関係者にはメールにてご案内します。

【主なセッション:対象と企画趣旨】

チーム・パフォーマンスを上げるためのコミュニケーション(基調講演)[KL]

対象:全職種

趣旨:世界的なマラソン選手として、一流長距離ランナーチームをコーチとして牽引されてきた瀬古利彦さん(DENA アスレティックスアドバイザー /(公財)日本陸上競技連盟強化委員会 マラソン強化・戦略プロジェクトリーダー)をお招きし、座談会形式でICU多職種チーム内のコミュニケーション向上に役立つヒントをお話しいただきます。ICUチームリーダーにも、若手メンバーにも役立つ内容になるでしょう。

集中治療スタッフとしての説明力・交渉力講座(講演)[ENS]

対象:全職種

趣旨:日々集中治療の現場で思ったことが言えずにが悶々としている方、自分の意思が伝わらずにもどかしさを感じている方に朗報です。その道のエキスパートである患者家族代表 [ENS1]、ナース [ENS2]、ドクター [ENS3] から、患者家族・他職種・他部門スタッフに自分の思いをうまく伝えるコツを伝授していただきます。

Long COVID と PICS:集中治療スタッフが患者・家族から学ぶこと(座談会)[PS1]

対象:全職種

趣旨:患者・家族・医師・看護師の立場から、重症COVID-19の集中治療体験、後遺症(Long COVID)としての集中治療後症候群(Post ICU syndrome: PICS)の実体験を語っていただき、我々集中治療スタッフがPICS軽減のためにできること、やるべきことを学びぶセッションです。重症COVID-19患者として闘病された医師のナマの声も聞くことができます。

新たに加わった集中治療コメディカルの現在と未来(シンポジウム)[PS2]

対象:全職種

趣旨:集中治療に関わる新しいコメディカルである特定看護師、診療看護師、院内救命救急士の資格取得法、業務内容、やり甲斐、苦労、魅力、将来の展望などについて、自らの体験を元に語っていただき、今後の日本の集中治療として、どのような職種にどのような役割が期待されるかを明らかにします。

JIPAD のデータを使って研究しよう!(シンポジウム)[PS7]

対象:医師・コメディカル

趣旨:設立当初から、JIPAD(日本 ICU 患者データベース、Japanese Intensive care PAtient Database)事業の中心的な役割を果たしてきた内野滋彦先生に、JIPADの概要と、データベース研究を始める際の心構えを語っていただきます。それを踏まえて、新進気鋭の若手研究者が、自らのJIPADを使った研究を披露し、そのコツと苦労を共有して下さいます。

集中治療と医療情報:データをどう活かすか(パネルディスカッション)[PS8]

対象:医師・コメディカル

趣旨:臨床研究や遠隔ICUのエキスパート、データサイエンティストに、電子カルテや診療部門システムデータ、診療報酬データを診療・研究にどのように活かすか、医療情報の利活用がどこまで進んでいるかについて語っていただき、問題点と将来像をご討議いただきます。

集中治療専門医取得後キャリア:先輩からのメッセージ(シンポジウム)[PS10]

対象:医師(特に若手)

趣旨:専門医取得後、多くの医師にとって引退まで、長い年月が待ち構えているといえます。年老いてから後悔しないためにも、集中治療専門医取得後キャリアは広い選択肢から選びたいものです。本企画は、集中治療専門医取得後に広い分野で活躍する先輩から、キャリアの具体的なイメージ、選択した経緯、醍醐味、向く人・向かない人など、熱いメッセージを語ってもらうセッションです。