会長挨拶

会長 江口 晋
日本集中治療医学会 第8回北海道支部学術集会
会 長 山本 修司
(JA北海道厚生連帯広厚生病院 救命救急センター長)
副会長 加藤 航平
(JA北海道厚生連帯広厚生病院 救急科部長)
宮下  龍
(JA北海道厚生連帯広厚生病院 麻酔科部長)

日本集中治療医学会 第8回北海道支部学術集会会長を拝命いたしました、帯広厚生病院救命救急センターの山本修司です。

今回の学会テーマは「どうするICUの働き方改革」とさせていただきました。国が進める働き方改革により、いよいよ2024年度から時間外労働の上限規制が導入されます。医療機関も例外ではなく、頭を悩ませている病院責任者の方も多いと思います。特に集中治療室のように24時間稼働する高度医療の現場では、労働時間の制限と医療の質の維持は相反する課題であり、早急に解決すべき問題と考えます。本学術集会では道内各地の集中治療室で勤務されている多職種の方にお集まりいただき、テーマに沿って議論しながら問題解決に向けた方策を探っていきたいと考えております。その他、本学会では教育セミナー、ランチョンセミナー、専門医講習などについても準備を進めているところです。詳細が決まり次第、あらためてご案内させていただきます。

不慣れな学会運営のためご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、実りある学会を目指して準備してまいりますので、多くの方のご参加を宜しくお願いいたします。

最後に、会長の山本は令和6年7月末で帯広厚生病院を定年退職します。会長退職後の学会準備は、当院救急科の加藤航平先生と麻酔科の宮下龍先生のお二人に引き継ぐ予定です。こうした事情のため、今回の学術集会については3名体制で準備を進めていくことをご報告させていただきます。

page top