ブックタイトル第43回日本集中治療医学会学術集会プログラム・抄録集

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第43回日本集中治療医学会学術集会プログラム・抄録集

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第43回日本集中治療医学会学術集会プログラム・抄録集

-324-CR4-1 日本版重症敗血症診療ガイドライン2016作成の概要日本版重症敗血症診療ガイドライン2016作成特別委員会西田 修、小倉 裕司、井上 茂亮、射場 敏明、今泉 均、江木 盛時、垣花 泰之、久志本 成樹、小谷 穣治、貞広 智仁、志馬 伸朗、中川 聡、中田 孝明、布宮 伸、林 淑朗、藤島 清太郎、升田 好樹、松嶋 麻子、松田 直之、織田 成人、田中 裕世界では、数秒に1 人が敗血症で亡くなるといわれる。エビデンスに基づく質の高いガイドライン(GL)を作成することの社会的意義は非常に高い。国際GLとしてSurviving Sepsis Campaign GLがあるが、わが国独自のGLが日本集中治療医学会によって2012年に発表された。2016年の発表を目指した改定に際し、日本救急医学会との合同委員会が組織された。単なる改訂版の位置づけではなく、一般臨床家にも理解しやすい内容とすることで広い普及を目指している。委員とワーキンググループ合わせて73名で構成され、小児を含む計19 領域を網羅する大規模GL である。今回取り上げる項目は以下の19項目であり、※は今回新たに取り上げる項目である。・敗血症の定義と診断・感染症の診断・抗菌薬治療・画像診断・感染巣に対する処置※・初期蘇生と循環作動薬・呼吸管理・ステロイド・免疫グロブリン・DIC対策・DVT/VTE ※・輸血用血液製剤※・栄養管理・血糖コントロール・AKI(Acute kidney injury)※、急性血液浄化療法・鎮痛・鎮静・せん妄※・PICS(Post Intensive Care Syndrome)※、ICU-AW(ICU-acquired weakness)※・体温管理※・小児※である。日本の実情に合わせた組織編成とし、中立的な立場で活躍するアカデミックGL推進班を組織した。質の担保と作業過程の透明化を図るため、相互査読、討議のオープン化などの制度を採用し、最終的に作業過程と討議過程の公開を行う予定である。大規模GL作成のモデルを目指すとともに、若手を中心とした人材の育成とネットワーク構築などを図り、GLを離れて多施設研究や独自のシステマティックレビューなど、新たなエビデンスの構築などを行う機運が高まることを期待している。ガイドラインの概略について紹介する。委員会報告 4 2月13日(土) 16:40~17:05 第1会場日本版重症敗血症診療ガイドライン2016作成特別委員会