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ICUにおける国際栄養横断調査2014参加のご案内


日本集中治療医学会会員の皆様

神戸市立医療センター中央市民病院麻酔科・NST 東別府直紀です。このほど国際栄養調査の日本のコーディネーターを仰せつかりましたので、日本集中治療医学会CTG委員会の許可を頂きまして、以下のとおり国際栄養調査2014に参加して頂ける御施設の募集をさせていただきたく思います。

2014年9月17日より、2014年度のICUにおける国際栄養横断調査がおこなわれます。

●本調査の内容
Canada, Queens大学のDr.Heylandが中心となって行われている、全世界のICUから参加者を募っている横断的なICUでの栄養療法の観察研究です。前回は30カ国、180を越えるICUが参加し、日本からも20施設が参加しました。

●調査対象
ICU入室前後より気管挿管、人工呼吸を開始し、72時間以上ICUに滞在された患者さんを対象に
経腸、経静脈栄養の開始時期及び内容、胃蠕動促進薬の使用の有無、プロトコールの有無なども含めた栄養療法、ICUの体制などを調べる観察研究です。

●調査結果から得られる情報とその影響について
連続で15例以上のデータをweb上で打ち込みましたら、他のアジア、および世界全体と、貴ICUの結果が国際比較され、順位までかかれたレポートが数ヶ月後に帰ってきます。そのレポートから自ICUの栄養療法の弱点(経腸栄養開始時期や投与量、静脈栄養が無目的に始まっているなど)を把握し、それを改善することが可能です。当院も2009年の結果を基に2011年では経腸栄養投与開始時間などが改善し、また本邦で2011年、2013年と連続で参加して いただいた御施設の平均経腸栄養開始時間は短縮しました。

2011年度は計9施設が,2013年度は20施設が日本から参加し、日本全体のICUの傾向を把握できました。その結果は本年度の集中治療医学会および静脈経腸栄養学会にて報告させて頂きたいと考えております。

●期日
開始は2014年9月17日開始ですが、それに間に合わない御施設は、もっともおそくて2015年1月15日までエントリー可能、2月までに15症例以上のデータのファイナライズができていますと貴施設の結果をまとめたsite reportが発行され、best of bestというコンテストの候補になります。

●参加方法
1.critical care nutritionのメーリングリストに加入する。
参照:http://www.criticalcarenutrition.com/index.php?option=com_content&view=article&id=146&Itemid=50
(また、日本語のメーリングリストにも参加していただけますと日本語で情報提供や質問などが出来ます。また日本の結果のまとめなども最終的に配信します。東別府直紀gashibe@kcho.jpまでご連絡下さい)
2.貴院の倫理委員会に申請する。
3.RedCapという打ち込みのサイトが更新されましたらアカウントを作成する。

Queens大学の倫理委員会の認定書は以下で入手できます。
http://www.criticalcarenutrition.com/index.php?option=com_content&view=article&id=147&Itemid=62
また、当院の倫理委員会の認定書は以下のとおりです。
・神戸市立医療センター中央市民病院 倫理委員会承認書【PDF】

●栄養調査マニュアル翻訳版(2014/6/27掲載、2014/7/28差替掲載)
・INS2014熱傷ユニット用マニュアル【PDF】
・INS2014非熱傷ユニット用マニュアル【PDF】

●プロトコール(2014/7/23掲載)
・国際栄養調査2014プロトコール【PDF】
・国際栄養調査2014プロトコール和訳【PDF】

●クエリモジュール(質問システム)の使用法(2014/8/19掲載、2014/10/16差替掲載)
・クエリモジュール【PDF】
・クエリモジュール和訳【PDF】

●REDCap打ち込みマニュアル(2014/9/11掲載)
・REDCap打ち込みマニュアル【PDF】
・REDCap打ち込みマニュアル和訳【PDF】

●採択された結果および具体的な内容のご参照先
2011年度の本邦ICUの結果のまとめを集中治療医学会雑誌に採択頂けました。日本集中治療医学会雑誌2014 21号No3、243-252頁です。J-STAGEからご参照頂けます。
・日本集中治療医学会雑誌2014 21号No3、243-252頁     
J-STAGEへのリンク:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/21/3/21_243/_pdf

具体的な内容に関してはこちらのリーフレットをご参照下さい。
・リーフレット【PDF】

実際に登録した内容はこちらをご参考にしていただければ嬉しいです。ただ、こちらは2013年版ですので、作成でき次第2014年版に差し替えます。
2014年版を作成しましたので掲載いたします(2014/7/28更新)
・INS2014熱傷ユニット用入力シート【Excel】
・INS2014非熱傷ユニット用入力シート【Excel】

是非この機会に自らの栄養療法を客観的に見直し、改善すべきところは改善していきませんか?
問い合わせは私もしくは project assistant のMargot Lemieux さん(lemieuxm@KGH.KARI.NET)までお願いできたらと思います。

多数の施設の御参加をお待ちしております。


神戸市立医療センター中央市民病院
麻酔科・NST
東別府 直紀
Tel: 078-302-4321
Fax: 078-302-7537
Email: gashibe@kcho.jp